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コンディショニングプロジェクト Vol.1

網本麻里 バスケット写真

女子車椅子バスケットボール 網本麻里

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日本女子車椅子バスケ、エースの覚悟

高校のとき海外遠征でうけた刺激がきっかけに

───車椅子バスケを始めたきっかけを教えてください。
普通にミニバスから始めたんですが、生まれつき右足に障害があって、中学の時に手術をしないといけなくなったことで、はじめて車椅子バスケに出会いました。

その時は、そんなに本格的にやりたいと言う感じではなく「こういうバスケもあるんやなぁ」というのを知ったぐらいだったんですけど、高校生の時に19歳以下で車椅子バスケをやっていればオーストラリア遠征に行けるというお話があって、その機会を頂くことが出来たので行ってみると、欧米の同じ世代の人達が来てたんです。

一緒に同行されたスタッフの方に「こんな風に、また一緒に練習や試合をしたいと思うんだったら、日本のクラブチームに入って練習して、日本代表になれるよう頑張ればいい」と教えてもらい「あぁ、そういう風になりたいな」と思ったことで、カクテルというチームに入り本格的に車椅子バスケを始めることにしました。
───海外遠征では、体格や技術の差は感じましたか?
遠征では男女混合だったんですが、外国人と練習出来てることが楽しくって、男子の選手で速い人や大きい人がいても「あ、すごいな」っていう印象しかありませんでした。

オーストラリアやアメリカ代表としてデビューしたばかりの選手がいたので、そういう選手への印象が強かったですね。今の方が、体格やパワーの違いを感じます。体格差は埋めれないから、その分どうやってスキルを上げていけるかが、自分には課題です。

勝ちに繋がるなら何でもすると決めた

───これまで車椅子バスケを辞めたいと思ったことはありませんでしたか?
「辞めたいなぁ」は思ったことあります。でも、「辛いなぁ」と思ったことはそんなにないかなぁ…

「自分で決めたことだから、辛いんだったらや辞めたらいいやん」って自分で思うから「辛いことがあってもそれを超えて勝ちに繋がるんだったら何でもする」って決めてるんで、「辛いなぁ」はないですけど、2008 年北京パラリンピックの後に「あー、もう辞めてもいいかなぁ」って一番思いました。

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そしてドイツ1部リーグへ…

───2008 北京で見事得点王になった後、それでも辞めたいというのは?
「あれだけしんどい練習を、まだしなアカンのか」と思い、完全燃焼ではなかったけど、ちょっと休憩したいと思ったんですよ。初めてでした。

「しばらくは、バスケそんなにせんでいいかな」って。それまでは、ずっと練習やってないと不安でしょうがなかったんですけど、北京パラリンピックが終わってしばらくはそんな感じもなく、「またやりたいなって思う時が来るまでダラダラやってたらいいか」って思いしばらく休んでました。
───ドイツ1 部リーグに所属した経緯を教えてください。
2016年のリオパラリンピック出場をかけた予選、アジア・オセアニア戦で敗退したことをきっかけに「アジア・オセアニアでも通用しなかったら世界ではメダルは取れない、もっと強くならないと」と思い、今の環境や自分を変えたい、もっと成長したいと思い、ヨーロッパへのチャレンジを決め、ドイツ1 部リーグの「ケルン」に所属することになりました。

今回の帰国直前の試合はドイツのトップチームとだったんですけど、各国代表のスタートで出てるような選手が在籍するような強豪で、フィジカルから高さ・スピードも全部上回られて、ホントに歯が立たないと言うか、男子の世界トップ選手と試合なんて日本にいたら出来ない経験だし女子選手でそんな経験が出来ることなんか殆どないと思うので、自分にとっては貴重な経験をさせてもらえてると思ってます。

夢の舞台で完全アウェイの中、忘れられない瞬間

───今迄で一番印象に残っている試合を教えてください。
2008年の北京です。何故印象に残ってるのかと言えば、初戦が中国戦だったので、9 割アウェイで一部だけ日本から応援に来てくれてたんですね。

会場はすごい歓声で何も聞こえなかったんですけど、夢にしてた舞台で緊張はなかったんですが、舞い上がってたというか、自分の中で試合に集中出来てなかった感じがずっとあったんです。

で、どうやったらそれが戻せるかなと思ってた時に、フリースローを2 本打つチャンスがあって、1 本目は外したんですけど、2本目のボールを貰う前に、シーンとなった会場の観客席から一瞬だけ「麻里ちゃん頑張れ!」って日本語で声援が聞こえて「あ、自分はこうやって応援してくれてる人も含めて、その人に恩返しをするためにここに来た。

自分の夢を叶えるためだけじゃない。こんなフワフワした感じじゃあかん!」と思って、試合に集中することが出来るようになったんですよね。忘れられない、瞬間でした。

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レセルでのコンディショニングをしてない時と比較してみた

───普段のトレーニングについて教えてください。
車椅子バスケは、上半身だけを使うと思われるんですが、私の場合は脚も動くので、筋トレの日は下半身のトレーニングも含め、使える機能は使えるようにしたいと思ってトレーニングしてます。

また、ドイツではクイックに動かしたり当たりの激しいコンタクトスポーツなので、車椅子をコントロールするチェアスキルの練習では、当たりに負けないトレーニングも行ってますね。
───普段のコンディショニングについて教えてください。
私の場合、上半身は上腕、肩甲骨、肩の周りと、車椅子では脚で踏ん張ったりもするんで、太ももが疲れます。レセルボディで、太ももの外側を筋膜リリースすると、膝がぜんぜん着いてなかったのにキレイに近づくので効果を感じれるんです。

元々首が弱いんですが、練習後にスゴイ首が痛い時にレセルでケアすると、可動域が増えて首が回るようになるし、ぜんぜん違うことを実感します。ドイツでは、ホームの試合後は当日夜には家に帰れるんで、それから必ず使ってます。

遠征はバスで移動するので、家に帰ってくるのが夜中になります。その時は、翌朝に痛いところとか疲れてると思うところ、大体、前腕部と三角筋のあたりを中心にケアしてる感じですね。

試しに試合後や練習後にわざとレセルを使わずに、使った時と比較もしたんですけど、筋肉痛とか疲労感がやっぱりレセルで筋膜リリースすると「ない」んです。筋肉の滑走や触ったときの張り具合が全然違うことが本当に実感できますね。

2020 東京への想い

───2020 東京への想いをお願いします。
それ、みんなに凄く言われるんですけど(笑)、自分的に自国開催っていうのは、あまり気にしていないというか、楽しみですけど、でもやっぱり出ることに価値があるっていう次元ではいたくない自分もいるんですけど、特別な感じはあんまりないかなぁ…

2020、日本代表としてバスケをしているのであれば、一番大きな大会なので、個人としてもっと強くなれるようもっと突き詰めて、バスケに対して向き合いたいなと思います。
───最後に車椅子バスケの魅力とファンにメッセージをお願いします。
会場で見てもらうのが一番です。当たりの激しさとスピード感が一番の魅力だと思います。もっと詳しく言えば、ボールを持っている選手以外の選手がどう動いているか、すごく細かい動きでシュートまで行くのも普通のバスケとは違うところがあるので、そういう点も魅力だと思います。

自分は恵まれてるなといつも思います。応援してくれている方がいるからこそ自分もホントに頑張れてると思うんですよ。自分だけが良くて周りの人が勝手に応援してくれてるって風には思いたくなくて、これからも自分がバスケをしている姿を見てもらって「麻里ちゃん頑張ってるな」って思ってもらえるようにしたいです。これからも応援よろしくお願いします。

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網本 麻里(あみもと まり)

1988年11月15日生まれ。
生れつき右足に障害があり、高校生から車椅子バスケを始める。関西の女子車椅子バスケットボールチーム「カクテル」に所属。
ポジションはフォワード。2008年北京パラリンピックではチーム最年少19 歳での代表に選出。
日本は4位でメダル獲得に至らなかったが、7試合133得点で大会得点王に輝いた。2011年車椅子バスケット女子U25世界選手権大会メキシコ戦において、51得点し1試合得点の女子世界記録を樹立。
2016年6月ドイツ1 部リーグ「ケルン」と契約し現在も活躍中。

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女子プロ野球埼玉アストライア 加藤優

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美しすぎる女子プロ野球選手のホンネ

ただ、上手くなりたかった

───加藤選手が野球を始められたきっかけを教えてください。
5歳の時から始めて、高校の時に少しだけソフトやったりはあったんですけど、基本的にずっと野球でした。父が少年野球チームの監督をしていて、兄もそこで野球をしていたので、いつの間にか野球を始めている感じでした。
───プロを意識されたのはいつ頃ですか?
小さい頃、女子野球にはプロもジャパンカップもなかったんですが、「ただ野球が上手くなりたい」とか「上手くなって結果を残して、いつか有名になりたいな」と漠然と思ってましたね。

中学2年生の時に女子プロ野球リーグが誕生してプロの存在を知り、高校3年生の時にプロとアマチュアのチームが対戦するジャパンカップで、初めてプロの選手と対戦させていただいて、レベルの違いや身体の使い方が全然違うことに、年齢は近いのにこんなにレベルって違うんだな、改めてスゴイなって感じたことで、初めてプロを目指そうと思いました。

つらい思いがあるからこそ優勝の喜びにつながる

───これまで野球をやめたいと思ったことはありませんでしたか?
中学まではずっと男子に混じって野球をやっていて、高校の時にソフトボールに転向したんですが、いつかまた野球には戻りたいと思っていたんです。そしたらやっぱり野球がやりたくなって途中で部活を退部して女子野球の企業チームに移動したんです。

そういうこともあって、野球は何があっても大好きなことなんだな、どういう状況にあっても、正直こう、きついことというか、本気でやってるとつらいことが凄く多いんですけど、そういう思いがあるからこそ、結果が出たりとか優勝できたりとか勝てた時の喜びにつながって、それが忘れられないので、やめようとは思わなかったですね。
───加藤選手にとって野球はどんな存在ですか?
なきゃだめな存在なのかなと言うか、あって当たり前じゃないですけど、それを当たり前と思わずに、ホントに1年1年大事にしながらやっていきたいなと思っています。

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手が震えるほど緊張した試合

───印象に残っている試合を教えてください。
クライマックスシリーズで優勝を決めた試合が印象深かったんですけど、そのときはシーズン前半戦から中盤にかけて調子が全く上がらなくてスゴイ苦しいシーズンだったんですけど、9月に入って代打で出た時に京都フローラと私たち埼玉アストライアのどちらが2位になるかがかかった試合があったんです。

その時に結果が出てチームに貢献できて、初めてヒロインインタビューでお立ち台にも立てた試合で、個人的にはそこがきっかけでどんどん調子も上がっていったので、その試合が私にとっては印象深いかなと思います。
───いままでで特に緊張された試合はありましたか?
前シーズンは変な緊張感っていうのはあまりなく、ホントいい緊張感で挑める試合が多かったです。そういえば去年、手が震えるほど緊張した試合がありました。アマチュアの時に出ていたジャパンカップに去年からプロ側として出るようになったんですが、アマチュアのレベルは高いんですけど、やはりプロとしては絶対に負けられないので、そういうところで変な緊張感がすごくあって、そのジャパンカップでの高校生との試合が一番緊張しました。

勝てたので良かったんですけど…(笑)。
───休日はどう過ごされていますか?
ある方から「休日はただ休むだけじゃなくて、何か自分にいい影響をもたらしてくれるものを吸収するための日だ」ということを聞いて、休日は結構インドアであまり外には出でなかったんですけど、例えば映画見に行くだったりとか、買い物に出かけたりとか、ちょっと意識して家から出るようになって、オンオフを切り替えるようにしていますね。

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セルフコンディショニングの大切さ

───普段のトレーニングを教えてください。
シーズンオフは、ウエイトトレーニングや走り込みで身体を鍛えることがすごく多いです。その中でも今年のテーマとしては、重い重量を持ち上げるというのも大事なんですけど、身体の使い方を根本的にしっかり覚え込ませるということを意識して練習しています。具体的には呼吸の仕方とか股関節の使い方とか細かく掘り下げて、今まで意識したことがなかったことを特に意識していやっています。

言葉にするのが難しいんですけど、こういう細かいこと1つ1つが試合に入った時にどう出てるのか、すごく楽しみにしながら細かいトレーニングをやっていますね。
───普段のコンディショニングについて教えてください。
シーズン中は疲れが溜まって来ると脚が特に疲れやすくなって、ふくらはぎが凄い張ってくると足の裏が痛くなってくることがあります。ふくらはぎとは別の場所が張ってくると、そこからまた痛みに変わっていくというか、そういう症状が最近よくあるので、そういう時にいつもレセルボディを使っています。コンディショニングの前と後では、あれだけパンパンに張ってた足がすごくほぐれたなというのが分かるんです。

パンパンに張った筋肉が緩んでくれて脚が軽くなったなぁというのを、いつも実感するのでホントに助かっていますね。あと、お風呂で湯船に浸かるということを意識して大事にしていて、お風呂中は自分でハンドマッサージすることもあるんですけど、レセルボディはお風呂でも使えるので、ハンドマッサージするよりも断然レセルボディでやった方が、筋肉のほぐれが良いですね。
シーズン中は練習の強度も高く疲れが蓄積していくので、お風呂でしっかりセルフコンディショニングをやってることもあって、まだ大きな怪我にはつながったことはないので、そこは続けていった方がいいかなと思っているところです。

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今季目標はチーム2連覇と100安打達成

───最後に今季の目標とファンへのメッセージをお願いします。
前季、チームとしては優勝を5年ぶりに取ることが出来たので、今季は2連覇を狙うということと、個人的には100 安打達成してしっかり結果を残したいなと思います。
前季は、ホントに苦しいシーズンだったんですけど、その中でもずっと前向きな言葉で支え続けてくださったファンの皆さんにはホントに感謝しています。今季も優勝を狙いたいと思いますので、引き続き前季以上のご声援をよろしくお願いします。

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加藤 優(かとう ゆう)

1995年5月15日 神奈川県生まれ。
5歳から野球を始め、中学までは少年野球チームに所属。高校在学中に実業団アサヒトラスト女子硬式野球部( アサヒ産業) に所属。高校3 年生で、侍JAPAN 女子代表のトライアウトに合格し女子野球日本代表候補選手になるも最終選考で落選。 2015年9月に女子プロ野球リーグの合同トライアウトで見事に合格し、埼玉アストライアに入団。2016年4月開幕戦でデビュー。「美しすぎる女子プロ野球選手」として話題に。
「ファイト!~たったひとりの応援歌~」( ユニバーサル・ミュージック) でCDデビュー。2017年1月には「女子プロ野球美女9選挙」で1位に輝く。

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女子総合格闘技 しなしさとこ

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強く優しく美しく、総合格闘技女王の素顔

柔道・サンボ・レスリングをへて、総合格闘技の道へ

総合格闘技を始められたきっかけを教えてください。
もともと、父が高校柔道部の監督をやっていた影響もあって、中学の時から柔道を始めました。

日本体育大学では、卒業までずっと柔道をやってて、卒業後引退してからも何かスポーツをやりたいなぁと思っていたんですが、やっぱり格闘技が好きだったので、まず、サンボをやりました。

サンボ世界大会ではメダルも獲れたので、次はレスリングに移って全日本大会にも出場しましたし、ブラジリアン柔術にも挑戦し全日本で勝てたので、これまでの経験を活かして総合格闘技への挑戦を決めました。

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生死をかけた出産、そして復帰へ

───しなし選手といえば、元祖ママさんファイターですが、出産から復帰までの道のりを教えてください。
出産は「生き死に」になりました。切迫早産だったから体調が悪くて、妊娠8ヶ月目から2ヶ月間ずっと入院生活だったんですよ。出産は緊急帝王切開になって、大量出血してしまって・・貧血も酷かったので、出産後も1ヶ月入院になったので、都合3ヶ月の長期入院でした。

産休育休で、6年ブランクが空いちゃったんですけど、そんな状態なので格闘技どころではなかったんですが、復帰すると言って復帰しないと嘘つきになるのが嫌だったので、3年前に復帰しました。

復帰するまではホントに辛くて、6年間は普通に今まで人生で経験したことのないような、お友達とランチをしたり、買物をしたり、普通の女子がすることをしてて、とっても楽しかったんですけど、やっぱりそれでは物足りなくはなってきてしまって…私はそれまで、常にこう、目標がある人生だったので、はい。戻ってこれてホントに良かったなと思ってます。
───お子さんは、リングで戦うママを心配されていませんか?
あんなに辛い思いをして産んだ子も、今はもう小学校2年生の8歳なんです。男の子です。可愛いいんですよねー(笑)。

小さい頃は、練習を見に来るだけでも、すごく緊張していたみたいなんですけど、さすがに最近は慣れてきたみたいで、前は「マミーがんばれー!」って言ってくれてたのに、お兄ちゃんになったのか、最近は黙って見てますね。息子は、私が柔道やってるもんだと思ってて、総合格闘技と柔道の違いがまだよくわかってないみたいですね。

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スパーリングとヨガ棒と笑い

───普段のトレーニングについて教えてください。
普段のトレーニングは、筋力トレもモチロンやりますが、一番時間をかけているのは、対人練習と言って練習パートナーと常に多くのスパーリングをこなすことですね。

まだまだ強くなりたいので、たくさん練習して、たくさん美味しいものを食べるようにしてます。そして、たくさん笑うこと、はい。それです。(笑)

トレーニングの最後には、必ずヨガ棒を使います。ストレッチを兼ねたヨガのひとつなんですけど、ウチの妹がライセンスを持っていて、練習後に一緒にストレッチを兼ねてやってくれることがあるんです。

ヨガ棒は、体幹を意識して鍛えることができるので、体幹が強くなってしっかりすると言うか、ストレッチを兼ねてのトレーニングになるので、体幹強化には効果的です。

レセルとイーポレ・PRによるコンディショニング

───普段のコンディショニングについて教えてください。
つい先日まで、ぎっくり腰明けですごく体調が悪かったんで、レセルボディで腰まわりを筋膜リリースしてもらったら、すごく調子が良くなりました。腰の調整は、自分では手が届かなくて、誰かにやってもらわないとダメなんですけど…。

私の場合、腰やおしりには常に痛みとだるさがあって、一時期ウィークポイントになっていたので、レセルの筋膜リリースのお陰で、ホントに助かってます。コンディショニングの後は、筋肉痛や張りが軽くなってるということを実感しますね。現役復帰後は、トレーニン後の回復力がすごく低下してたんですけど、筋膜リリースすると疲れも翌日には残りにくくなりました。毎晩練習から帰って来たら、お風呂に長く入るんですが、その時にもゆっくり使っていますね。

リラックスしながら簡単にできるし、小さいのに筋肉の吸い付きがスゴイので使いやすくって、大活躍してくれていますよ。あと、イーポレ・PRはホントに良いですよねー(笑)。

独特の電気刺激がすごく気持ち良くて、尾骨痛がひどいときは、ホントに助かってます。私は元々腰痛持ちで、定期的に鍼などにも通っていますが、トレーナーに腰とおしり部分と背中を重点的にイーポレ・PRをしてもらうと、痛みとだるさがとても軽くなるんですよね。

はじめて体験した時に、びっくりしたのは即効性ですね。私は、スクワットみたいな体勢が身体が痛くて出来ないことがあるんですけど、イーポレ・PRのコンディショニング直後は、痛みが軽減して関節の可動域が広くなるので、出来ずらいスクワットが、スムーズに出来るようになるのも驚きですね。コンディショニングにはもう欠かせません。

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格闘技中毒の自覚

───今迄で一番印象に残っている試合を教えてください。
1試合だけですか? やっぱり、KO負けした試合ですね。これまで42試合やって、負けは3回だけなんですが、その中でKO負けしたことが1回だけあるんですけど、生涯1度だけKOされたその試合がタイトルマッチだったんです…

その試合が私にとっては、ホントに悔しくて人生の分岐点になったので、やっぱり、その試合が一番印象に残ってますね…
───総合格闘技を始めてから、これまで競技を辞めたいと思ったことはありませんでしたか?
勝負の世界ですから、必ず勝ち負けがあるので、負けるとスゴク悔しいんですが、次は絶対に負けたくないから、またやりたいなと思います。私は心が弱いんで「あぁ、辞めたいなぁー」と思うときも一瞬あるんですけど、でも、格闘技中毒みたいになってるので、もう辞めれなさそうです。

笑顔で、充実した人生に

───最後に今後の目標とファンへメッセージをお願いします。
子育てと現役を両立しながら、とにかく楽しく笑顔で、充実した人生にしたいなって思ってます。これからも、私の試合を見てくださる皆さんに、勇気と感動を届けたいと思っています。まだまだ頑張るので、応援よろしくお願いします。

しなしさとこ6

しなし さとこ(本名・尻無智子)

1977年1月29日生まれ。 現DEEP女子フライ級王者。学生時代は柔道一筋、その後サンボに出会い2000年にサンボ世界選手権で銀メダルを獲得。
2001年に総合格闘技デビューを果たし、2つの引分を挟んで21連勝の記録を打ち立てる。2005年に初代スマックガールフライ級王者獲得、2008年に初代DEEP女子フライ級王者となり現在もタイトルを保持する。
2009年に女子総合格闘技界初の産休・育児休暇を取得し、その後2014年に復帰。復帰後は破竹の6連勝と未だ衰えを知らない女子総合格闘技界の女王。

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ダイナミックスポーツ医学研究所 リハビリテーション室 室長 杉本拓也

選手や患者さんが笑顔になれる治療をめざして

ダイナミックスポーツ医学研究所

───杉本先生の専門分野と貴院について教えてください。
私の専門は、運動疾患に対するリハビリテーションになります。1996年に当院に入職しまして、2015年まで大学院でスポーツ・運動医学を学びました。当院は、独自の運動療法を主にしたスポーツ医学治療を行っている整形外科クリニックです。

運動疾患が専門なので、骨や筋肉、関節などを痛めてる方が多いですね。一般の方で多いのは、四十肩や腰痛、膝痛、スポーツ選手であれば競技中に怪我した方や、繰り返しの動作で脚を痛めた方が来られています。

患者さんには、全日本クラスのバレーボール選手や水泳選手、プロの野球選手やサッカー選手、競馬の騎手やプロ格闘家など、幅広い競技のアスリートが来られてます。もちろんトップアスリートだけじゃなく、小学生から高校生の子供たち、社会人のレクレーションレベルの方と様々な患者さんに来ていただいています。

鍛えて治す、ダイナミック運動療法

───貴院独自の運動療法についてお聞かせください。
当院では、「ダイナミック運動療法」という独自の「鍛えて治す」という治療を行います。腰痛の方に腹筋・背筋をやってもらったり、膝靭帯が切れて手術した方にも、しっかりと筋肉をつけてもらうという治療です。

もちろんそれができない方がいらっしゃるので、そういった方には、理学療法士が施術対応しています。施術から運動療法に切り替えたり、同時進行でおこなう場合もあります。

杉本拓也3

イーポレ・PRによる物理療法

───物理療法の活用についてお聞かせください。
当院では、運動療法で治療していきますので、これまで物理療法と言うと、運動前に温めるホットパッドや、運動後に冷やすアイシングぐらいでしたが、痛みがなかなか取れない方には、その原因として筋が引っ掛かるような症状や、硬すぎて伸びにくいような症状があるので、今はそんな症状の方に物理療法としてイーポレーション・PRを使ってます。筋肉と関節がスムーズに動くようになりますので、関節が動いて筋肉が活動しやすくなるという感じですね。
───具体的に改善がみられた症例をお聞かせ頂けますか。
足首の捻挫だと捻挫後しばらく経つと関節が固くなってしまい、日常生活では階段が降りにくくなるんです。そういった方にPRを照射し、筋の滑走を促してあげることで解れますので、非常に有効だと感じています。

滑走が良くなると足首が動きやすくなるので、階段が降りやすくなったりと実感を感じていただけます。施術だけでは「ん〜まだかなぁ」という方でも、即効性があるので「あ、楽になったよ」と皆さんおっしゃいますね。

あとは、四十肩・五十肩の方にも有効です。肩が上がらなくなるって言うのは、関節を包んでいる関節包の周辺が硬くなることが原因の一つですので、そこに照射することによって関節可動域が広がりますので、肩が上がりやすくなって改善します。

可動範囲が広がっていくと、それだけ日常生活がしやすくなるので、痛みも減りますし動かせないことに対するストレスからも開放されますので、そういった面でも有効かと思います。
───アスリートの反応はいかがですか?
アスリートは、自分の身体の微妙な変化には特に敏感ですから、効果を感じた時の反応はもうみんな面白いぐらい「あれ?」とか「何これ?」と言う声が多いです。その後は「今日もPRやらせてください」っていう声が圧倒的に多いですね。

それだけ実感してるって事ですね。本当に当院では、困った時のPR頼みたいな形でやらせてもらってるので、なかなか痛みが取れないなとか滑走が悪いなという人に使わせてもらってます。
───超音波物療機と比較してみて違いはいかがでしょうか。
昨年当院で、PRと超音波物療機器の比較治験を、一般被験者30 名を2群に分けて、血流量・頸部関節可動域・肩こりの主観的評価試験をさせていただきました。超音波って確立された治療機器ですけど、それと比較検討しても、全く差がないどころか、被験項目によっては優位な結果が出てましたので、それは驚きでしたね。

杉本拓也2

セルフコンディショニングに最適なレセルボディ

───レセルボディによる物理療法についてお聞かせください。
レセルの場合、特に筋膜の癒着に有効だと感じますね。すごく吸引力があるので、僕らの手技はどちらかといえば、押して筋膜リリースするんですけれども、レセルボディは吸引で引っ張っていくので「こんな方法があるんだな」と思いました。触った時に筋が固いとかパンパンに張ってる人には、とても有効ですね。
───具体的に改善がみられた症例をお聞かせ頂けますか。
腰痛には幾つかの疾患名があり、その原因も様々ですが、筋・筋膜性の由来からくる可動域制限や滑走不全の場合には、非常に有効だと思います。筋・筋膜性腰痛症で「背中がカチカチになって腰が痛い」っていう人にとても有効でした。施術後に前屈を測るとぐっと上がり、回旋する動きも楽だとい言われますし、それは感じて貰えますね。

アスリートでは、練習で疲れて太ももがパンパンに張ってしまって押さえたら痛いって言う時に、レセルを使って引き剥がすように筋膜リリースすると「あれなんか軽くなりました」っていう声がよく聞かれます。

筋肉を使いすぎると、筋肉と筋膜がべちゃっとくっつくような感じになるんです。レセルは吸引とローラーで、ちょうど良いバランスで、ぐっと持ち上げるので、筋の滑走が促されて楽になるのだと理解してます。

アスリートのセルフコンディショニングに有効なのもうなづけます。

杉本拓也4

筋膜リリースはダイエット効果も

───ダイエット目的の方に対してはいかがでしょうか。
痩せにくい体質の方には、身体が硬い方が多いのですが、そういう方は筋膜が硬く筋肉とべちゃっとくっついてる状態になっています。そうすると筋が収縮しにくいので、運動しても代謝がなかなか上がらず痩せにくいわけです。

そこで、筋膜をレセルボディで浮かし、筋膜リリースで弛めてあげた状態にすると筋収縮が上がりますので、同じ運動をするにも代謝が上がり、例えば、日常生活を送っているだけでも生活代謝が上がっているので、エネルギーを効率よく消費できるように変わっていきます。

そういった意味では、ダイエット効果は高いと思います。

笑顔になれる治療を

───最後に治療の上で心掛けていることを教えてください。
当院の心得である、笑いのとれるPT です。冗談を言って笑ってもらうことも大事ですが、患者さんや選手が、運動疾患で悩んでいることが解消され、笑顔になれるよう心がけて治療しています。

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杉本 拓也(すぎもと たくや)

1996年ダイナミックスポーツ医学研究所にトレーナーとして入職。
2006年理学療法士免許取得、ダイナミックスポーツ医学研究所主任に就任。
2012年リハビリテーション室室長に就任。
2015 年大阪産業大学大学院人間環境学研究科前期博士課程(修士課程)修了
■資格/ 学位:理学療法士、修士(人間環境学)
■所属学会:日本体力医学会、日本臨床スポーツ医学会


医療法人貴島会 ダイナミックスポーツ医学研究所
〒542-0086大阪市中央区西心斎橋1-10-28心斎橋Mビル2階
TEL / 06-6226-8846

アスリートのパフォーマンスをサポート

ユニッシュでは、トップアスリートだけでなくアマチュアからレクレーションレベルに至るまで、多くの競技者のパフォーマンスを、コンディショニング機器を通じ、選手をはじめ競技指導者やトレーナーと連携しサポートしています。